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司法書士

[資格・試験]数%という合格率では自信がありません。

質問
数%という合格率では自信がありません。
回答
長年、司法書士受験生を見てまいりましたが、
一部の優秀な方だけが合格するという試験ではございません。

しかし、優秀かどうかという話ではなく、
合格するのにかかる年数は受験生それぞれです。

学習している方のなかには、「大卒後も就職せず受験勉強に専念している方」、「大学生の方」、「残業の多い社会人の方」、
「定年退職されている方」、「 会社を辞めて勉強に専念している方」など置かれている状況は様々で、学習にとれる時間も違います。

 
イメージがわかない方もいらっしゃると思うので、一例で申しますと
上位国公立大や上位私立大(早慶など)に現役合格し、受験勉強が得意だとご自身で感じられており、
学習に専念できる方であれば1年以内、 もしくは かかったとしても2年ほどで合格できる方もいらっしゃいます。
 

一方、過去のご自身を振り返って受験勉強は不得意ではないが、得意というわけでもない
という方でしたら、3~7年ぐらいかかる方もいらっしゃいます。

ただ結果的に3~7年ぐらい(あるいはそれ以上)かかったという方でも
基本的に1回で合格しようと思い、可能な限り頑張ってそれぐらいかかってしまったということです。

これから学習しようと考えていらっしゃる方は、
どのような状況の方でも、1回で合格するという気持ちで取り組んでください。

その気持ちがないと、かなり受験期間が長引いてしまいます。

個人差がありますので、一概には申し上げられませんが
1回で合格している方は、休憩時間含め1日10時間ぐらい学習時間をとって勉強している方が多いです。 


基本的にどの方でも合格できる試験ではあり、やるべきことは決まっています。

ただそのやるべきこと、正確に押さえなければならない知識が多いというだけの話なのです。

是非、数パーセントという合格率に惑わされるのでなく、
午前や午後の問題で何問正解しなければならないのかということに着目していただければ
難しい試験ではあるが、特別な方のみが合格する試験ではないということが
ご理解いただけるものと思います。



 
 

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